基礎代謝が落ちたから痩せにくい??
2017年11月26日
私もう歳だから痩せにくくなっちゃって・・・。
年齢とともに同じ量を食べても体重が増える気がする・・・。
『基礎代謝』が歳とともに落ちるので、
痩せにくくなる!太りやすくなる!
と思っていませんか?
エネルギー代謝の仕組み
生物は口から食べ物を食べて、体の中で消化吸収をおこない、エネルギーを生み出しています。
そしてその生み出したエネルギーを使うことで生命活動を行なっています。
このエネルギーのやり取りをエネルギー代謝と呼びます。
・生み出すエネルギーと使われるエネルギーが同じ時に体重の増減は起きません
エネルギー摂取量 = エネルギー消費量 : 体重は変わらない
・生み出すエネルギー量よりも使われるエネルギーが少ない時に体重は増えます。
エネルギー摂取量 > エネルギー消費量 : 体重は増える
・生み出すエネルギー量よりも使われるエネルギーが多い時に体重は減ります。
エネルギー摂取量 < エネルギー消費量 : 体重は減る
シンプルな足し算引き算で成り立つエネルギー代謝なのですが、コントロールは難しいですよね。
基礎代謝の考え方
エネルギー消費は『基礎代謝量』、『睡眠時代謝量』、『得意動的作用』、『活動代謝量』に分けられます。
厳密な基礎代謝量の測定は、実はとても難しいので、厚生労働省の作成した年齢別性別の基準値をもとに算出されます。
(厚生労働省策定、日本人の食事摂取基準、2010年度版より)
右の表から自分に当てはまる数字を選び、自分の体重をかけると基礎代謝基準がわかります。
これはあくまでも基準なので、実際には体格、年齢、身体活動レベル、ホルモン、季節などにより様々な影響を受けます。
この表からわかることは
「成人以降は基礎代謝量はそんなに大きく減らない!」
ということです。
男性の方が若干落ち幅が多いのは、筋肉量の減少幅が大きいことが考えられます。
ということは?
もしかしたら「身体活動レベル」「筋肉量」「ホルモン(自律神経)」の方が体重の増えやすさに関係が多い可能性がありますね。
痛みや体の不調によって「体を動かす量が減って」いたり「うまく体が動かせないとき」や「自律神経が乱れて」いる時は、太りやすい体になってしまっているかもしれません。
そんなあなたには「筋骨格調整」「スーパーライザー」「鍼灸治療」「内臓マニュピレーション」がオススメです。
体を動かしにくくなっている方、一度当院までお気軽にご相談ください。
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