自律神経のホントの事
2017年6月4日
自律神経が乱れているとか、自律神経症状とか普段何気なく使われることもあるこの神経は
一体なんなのでしょうか?
自律神経とは
自律神経系は心臓や食べた物の消化など
基本的な生命活動(循環、呼吸、分泌、排泄、体温調節)などを維持するために働いている神経系です。
腕を動かそうと考えて思い通りに動かせる神経系を体制神経系と呼ぶのに対し、
自律神経系は基本的に無意識的に働いています。
3つの特徴
自律神経系には3つの特徴があります。
1・自律性支配:通常、無意識(自律的)に器官を調節する。
2・二重支配:交感神経と副交感神経の両方から支配される。
3・拮抗支配:通常、交感神経と副交感神経は作用が拮抗する。
自律神経系は意思と関係なく勝手に動き続けてくれて、
いつも交感神経と副交感神経のどちらかのスイッチが入っています。
交感神経のスイッチが入っているっぽい状態とか曖昧な状態というのはないので、
交感神経スイッチは「入っているか入ってない」のどちらかになります。
自律神経の種類
交感神経は緊急時や運動時などエネルギーを消費するように働き、
副交感神経はゆっくりした時にエネルギーを充電するように働きます。
交感神経は、例えば散歩中に突然犬に吠えられたり怖い先生に怒られたりした時など、
戦うか逃げるかというようなストレスに晒された時に起こる体の反応で働きます。
「交感神経は体の機能を戦えるように準備します」
よく見えるように瞳孔は開き、
酸素を取り込むために気管支は拡張し、
血を体に送るために心拍数は増大し、血圧を上げるために血管は収縮し、
必要な場所に血液を集中させるために、腸管運動(消化器)の機能を低下させて戦いに備えます。
ストレス社会に生きる私たち現代人は交感神経優位になりやすいです。
交感神経優位になると筋肉も硬くなりやすいことはもちろん、
冷えやむくみ、便秘や発汗異常などの症状が見られるようになります。
スウェーデン式リラクゼーション法などを使って副交感神経に切り替えられるようにしましょう。
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自律神経調整には鍼灸治療
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