東洋医学と腰痛
2016年9月30日
皆さん、腰の調子はいかがですか?
最近は朝晩ともに寒くなってきたし、なんだか腰の調子が良くないな、腰痛いなと感じる方も
多いのではないでしょうか。
今回は少し視点を変えて、東洋医学と腰痛の関係について紹介していきます。
東洋医学における「腰痛」の考え方
東洋医学では、腰痛の原因と考えられるものが4つあります。
症状の特徴も一緒に載せていきますので、
腰痛のある方は自身がどのタイプに属するのか、考えながら読んでみて下さい。
①寒さや湿度で起こる「寒湿」
症状の特徴としては、腰が重く冷たく痛む、手・お腹の冷え、むくみやすいなど
➁体内の水分・熱がこもってしまう「湿熱」
腰が重く熱感を伴って痛むタイプ。身体を温めたり、雨天時に痛みが増す。
➂血液循環が悪くなることで起こる「お血」
腰に針を刺されたような鋭い痛み、同じところがずっと痛む、夜寝ている時に痛みが増す。
④腎臓の働きが弱る「腎虚」
東洋医学で「腰」は「腎の府(ふ=集まるところ)」と言われ、
「腰」と「腎臓機能」とは密接な関係があると考えられています。
そのため、腎臓の働きが弱ると腰痛を引き起こすとされています。
経過の長い鈍痛、動くと痛みが増し、休むと楽になるという人がこのタイプです。
いかがでしたでしょうか?
それぞれのタイプ別に、根本原因の改善方法は異なりますが、
鍼灸治療では共通で使用できる経絡(ツボ)がありますのでご紹介します。
腎兪です。
腎兪は東洋医学で「腎を治する所」と呼ばれ、腰痛改善のツボとしても使用されます。
急性期の症状(ぎっくり腰のような激しい腰痛)でない限り、
ツボ周辺の筋肉を緩めたり、温めてあげるのも効果的です。
それでも辛い症状の方はリバースへ(^^)/
リバース浅草鍼灸整骨院
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