腰椎椎間板ヘルニア 台東区浅草 リバース浅草鍼灸整骨院
2015年8月21日
“ヘルニア”という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
言葉は知っていてもいまいちどういったものか分からない!
そんな方のために今回は腰に発症しやすい
「腰椎椎間板ヘルニア」について みていきたいと思います!
●腰椎椎間板ヘルニアとは・・・
ヒトの身体には腰椎という骨が5個あり、
この骨が縦に連なってできる管を脊柱管といいます。
脊柱管の中には神経が収まっており、
1対づつ枝分かれして下肢へと向かいます。
腰椎同士の間には、椎間板と呼ばれるクッションのような組織があり、
腰椎を支えたり腰椎の動きをスムーズにする役割を担っています。
椎間板の外側には線維輪と呼ばれる靭帯のような組織があり、
その中心部に髄核という 柔らかい組織が位置しています。
腰椎椎間板ヘルニアは、この椎間板の繊維輪が弱くなり膨隆したり、
断裂して中心部にある髄核が突出又は脱出することにより
近くにある神経根を圧迫することで起こります。
●原因とは・・・
物を持ち上げたり等の動作により、下位腰椎には過剰な
負担がかかりやすいことや、加齢とともに椎間板が
老化しやすいことが原因とされている。
※好発年齢は、20歳代 ⇒ 30~40歳代 ⇒10歳代 ⇒ 50~60歳代(活動性の高い 男性)と
このような順で多く見られます。
※好発部位としては、ダントツで L4-5椎間板(腰椎の4個目と5個目の間の椎間板)、
次いでL5-S1(腰椎の5個目と仙骨の間の椎間板)となっています。
●症状とは・・・
初めの内は、腰痛やいわゆる「ぎっくり腰」と同じような症状がみられます。
そして次第に片側の足へと放散する激しい痛みが生じます。
数日は満足に動けないことや睡眠が妨げられる場合も多くあり
1~2日経過した後、腰痛が 和らぎます。
しかしながら腰への痛みに代わって出現してくるのが
下肢への痛みとしびれであり、咳やくしゃみで増悪されます。
●治療として・・・
通常、ほとんどの方は3か月以内に保存療法で軽快し、予後は良好とされています。
保存療法には、安静や薬物療法、ブロック注射、日常生活指導などがありますが、
状態次第では手術療法が適応となる場合もありますので、
まずは整形外科専門医に診てもらうことをお勧めします。
●最後に・・・
当院での腰椎椎間板ヘルニアに対するアプローチとしては、
鍼灸治療がベストであると考えております。
当院では、これまでも腰椎椎間板ヘルニアによる辛さで
お困りの方を多数みてきた実績もあります。
お困りの方がおられましたら、ぜひご相談ください。
お問い合わせはお気軽にどうぞ
リバース浅草鍼灸整骨院
台東区松が谷4-24-10 1F
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