熱中症にご用心!!
2019年7月21日
今年ははっきりしない天気が続いていましたが、ここへきて一気に暑くなってきた感じですね。
梅雨明けももう間もなくかと思います。
この時期注意したい事と言えば、そう『熱中症』です!
熱中症は、炎天下の屋外で激しい運動や作業をする時だけではなく、カラダが暑さに慣れていない梅雨明け前後の、この時期にも起こります。
また屋外だけでなく、高温多湿の室内でも発症し、症状が深刻なときは命に関わることもあります。
正しい知識を持って、熱中症の対策、予防をしていきましょう!
そもそも熱中症とは?
熱中症とは、体温が上がって体内の水分やミネラルバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かず、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などの、さまざまな症状を起こす病気のことです。
熱中症は重症度によって、次の3つの段階に分けられます。
Ⅰ度: 現場での応急処置で対応できる軽症
Ⅱ度: 病院への搬送を必要とする中等症
頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感
Ⅲ度: 入院して集中治療の必要性のある重症
意識障害、けいれん、手足の運動障害、高体温
熱中症が起こりやすい場所
熱中症というと、炎天下で長時間運動をしている様な場面を想像しますが、実際はそのような典型的なケースばかりとは限りません。
特に次のような環境では注意が必要です。
・ 高温、高湿
・ 風通しが悪い
・日差しが強い
・ 急に暑くなった
たとえ気温が低い日でも、湿度が高いと熱中症にかかりやすくなります。
家の中でじっとしていても、室温や湿度の高さから熱中症にかかることもあります。
近年ではこの様な室内型の熱中症が増加傾向にあります。
熱中症を予防するには?
命の危険にも関わる『熱中症』
その予防、対策はどのようにしていけばよいのでしょう?
暑さを避ける
外出時にはなるべく日陰を歩いたり、帽子や日傘を使いましょう。
家の中では、ブラインドやすだれ等で直射日光をさえぎる工夫をしてみましょう。扇風機やエアコンを上手に利用して室温・湿度を調節する事が大事です。
こまめに水分補給
暑い日には知らないうちに汗をかき、体内の水分が失われます。のどが渇く前にこまめに水分を補給しましょう。
コーヒーや緑茶などのカフェインが多く含まれている飲み物やアルコール類は利尿作用があるので逆効果です。
汗をかくと、水分と一緒にミネラル類も失われてしまうので、併せて補給しましょう。
暑さに備えた体作り
ウォーキングやランニングなどの運動で汗をかく習慣を身につけておきましょう。
日頃から暑さにカラダを慣らしておくことは大事です。
熱中症の応急処置
熱中症が疑われる場合は、次のような応急処置を行います。
涼しい環境に移す
風通しの良い日陰や、クーラーが効いている室内に移す。
脱衣と冷却
衣類を脱がせて、体内の熱を外に出します。うちわや扇風機などであおいだり、氷嚢で首やわきの下、太ももの付け根を冷やし、体温を下げます。
水分と塩分を補給
水、特に塩分も同時に補える経口補水液やスポーツ飲料などを摂取します。ただし、意識障害がある場合や、吐き気、嘔吐の症状がある場合には要注意です。
熱中症を疑う症状があって、意識がない、または呼びかけに対する返事がおかしい場合は、すぐに救急車を呼びましょう!
リバース浅草鍼灸整骨院では
高齢者や乳幼児、持病のある方は熱中症を起こしやすいものです。
暑い日や湿度の高い日には特に気をつけましょう。
このほか、運動に慣れていない運動部の一年生、肥満の人、寝不足や疲れなどで体調が悪いとき、二日酔いや下痢などで体内の水分が減っているときも、熱中症が起こりやすくなります。
夏を楽しく元気に過ごすためには
カラダに疲労を溜めない事が大事です!
最近、疲れがとれないなぁ、と感じている方は一度ご相談ください。
当院は「解剖整理学」、「運動指導」、「栄養指導」をベースに、皆様が健康で充実した生活を送れるようサポートをさせていただきたいと考えております。
この夏を一緒に元気に乗り切っていきましょう!!
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