初心者ランナーに多い!膝の外側の痛み ~腸脛靭帯炎~
2019年1月6日
お正月は箱根駅伝をテレビで観ていた方も多いのではないでしょうか?
毎年様々なドラマが生まれていて、ついつい引き込まれてしまいますよね(^^♪
一念発起してマラソンにチャレンジしてみよう!という方も多いのではないでしょうか?
これからの時期、東京マラソンをはじめ、各地で様々な大会が開催されます。
ただし、気を付けたいのはケガやスポーツ障害です。
ランナー、特にビギナーの方に気を付けていただきたいのは、膝の外側に痛みを感じる『腸脛靭帯炎』とよばれる症状です。
腸脛靭帯炎とは?
『腸脛靭帯炎』とは、ランニング等を行うことで起きる、膝の外側の痛みを指します。
太ももの外側を通る腸脛靭帯は骨盤から膝関節をまたぎ、スネの骨につながる靭帯です。
膝の屈伸に伴って腸脛靭帯が膝の外側にある骨隆起に擦れる事で痛みが生じます。
この様な症状を『腸脛靭帯炎』とよびます。
腸脛骨靭帯炎の原因は?
『腸脛靭帯炎』の主な原因には以下のようなものがあります。
・過度なランニングやジャンプ
・O脚
・合わない靴を履いた状態でのランニング
・お尻や骨盤周りの筋肉の硬さ
・筋力不足からくるランニングフォームの崩れ
・・・等々、
特にマラソン初心者の方は、上記の様な事柄が原因になっている事が多いです。
その症状は?
『腸脛靭帯炎』では多くの場合、膝の外側に痛みが出ます。痛みの程度は重症度によって変わってきます。
軽度:運動を行ったあとに痛む
中度:運動自体は行えるが、運動中や運動後に痛みが出る
重度:常に痛みを感じ、運動も通常通り行うことができない
さらに進行すると、立ち座りや、歩く時にも痛みを感じるようになり、日常生活にも支障が出ます。
ご自身で出来る予防法は?
特に運動習慣の無かったマラソン初心者の方は、お尻、太もも、ふくらはぎ、スネ、足裏等の下半身全般の柔軟性が足りていない場合がほとんどです。正しいフォーム、効率的な走り方はもちろん大事ですが、柔軟性のバランスが崩れている人などは、これを改善しないままフォームや筋力に手をつけても、周囲の筋肉に過剰に負担がかかり、結果として故障を招くことにもなりかねません。柔軟性が確保できれば、効率の良い走りにも近づくことが出来るでしょう。
まずは日々のストレッチで柔軟性をあげていきましょう。
リバース浅草鍼灸整骨院では?
当院にはフルマラソンに出場されている方から、ハーフマラソン、趣味でジョギングしている方まで、様々なカタチで走りを楽しんでいる方がいらしています。
スポーツによるケガ、障害だけではなく、より動きやすくなるため、ウィークポイントの克服、ケガをしにくいカラダ作りのサポートもさせていただきます。
ランニング時の膝の痛みだけでなく、カラダの痛みや動きの悪さでお困りの方も、一度当院までお気軽にご相談いただければと思います。
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