肉体疲労には運動? ~積極的休養のススメ~
2018年5月20日
一日中座りっぱなしでパソコン作業をしたり、接客業で立ちっぱなし、毎日残業続き等々、仕事や家事に追われる毎日は大変です。
そんな時、皆さんはどうやって疲れたカラダを回復させますか?お酒を飲んでストレス発散?ひたすら眠る?
実は積極的にカラダを動かした方が回復の早い場合があるんですよ!(^^)!
そもそも疲労とは?
疲労には大雑把に分けて筋肉の疲労と脳の疲労が考えられます。
筋肉の疲労
激しい運動などによって筋肉が損傷したもの、いわゆる筋肉痛といわれるものや、逆に動かさない事によって血液循環が悪くなり、回復のための酸素や栄養がいき渡らなくなった結果、疲労が蓄積していくもの、などの例が挙げられます。
脳の疲労
筋肉を動かしたり、考えたりすることで大量のエネルギーを消費し、その結果生まれた活性酸素が脳細胞を傷つけてしまいます。傷ついた脳細胞は自律神経の働きを阻害し、心身ともに疲労を蓄積させてしまうのです。
一日中寝ていて、休息しているはずなのに何となく体が重い、頭がすっきりしないと感じたら、それは脳と自律神経が疲れているのかもしれません。
休養とは?
休養には完全休養と積極的休養が考えられます。完全休養とはトレーニングなどはせずカラダを休息させる事で、激しいスポーツの後や痛みがある場合に適しています。これに対し、『積極的休養』とは軽い運動を取り入れることで疲労をとっていく方法です。
カラダを動かした方が疲れが抜ける?
疲れているのにカラダを動かしたら余計に疲れるのでは?と思うかもしれませんが、積極的にカラダを動かした方がカラダの回復が早まることが近年わかってきています。
積極的休養とは?
積極的休養とは、もともとスポーツ選手が疲労を抜くために用いられた方法です。
スポーツの世界では、疲れているからこそカラダを動かして疲労回復を促すという考えが既に浸透しています。
例えばいきなり体を動かして筋肉痛がひどい、というケース。体を動かす事で筋肉のポンプ作用が働き、血液がカラダの隅々までいきわたります。血流がスムーズになれば、栄養が行き渡って老廃物の排出もスムーズになります。
結果として筋肉疲労の回復は早まり、血流改善で慢性的なコリも緩和されます。
また普段から軽い運動をしていると自律神経を疲労させる物質を抑制して、自律神経の回復、さらには脳疲労を回復させるといわれています。
積極的休養は普段あまり運動していないビジネスマンや主婦の方にも当てはまり、疲労回復の手段として有効です。
積極的休養のやり方は?
もともとスポーツの現場では競技での動作を軽めに反復し、使った筋肉と同じ筋肉を軽く動かして血液循環を促し、回復を早める事が行われています。いわゆるクールダウンなどもその一つです。
コツとしては、キツイ運動はせずに、気持ちいい程度の強度で行うことです。
まずはストレッチやウォーキングなどから始めてみてはいかがでしょうか?
リバース浅草鍼灸整骨院では
当院では、疲労を訴える方に対しては詳しいお話を聞いた上で、最適な治療(筋骨格調整や鍼灸治療等)を用いて回復のお手伝いをしております。その上で、必要な方には積極的休養などもお伝えしております。
運動による肉体疲労、ストレス等による精神的な疲労などでお困りの方、一度当院までお気軽にご相談ください。
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