産後の症状やボディラインのケアに 〜骨盤底筋群~
2018年5月6日
『骨盤底筋群』あるいは『骨盤底筋』という言葉を聞いた事はありますか?
妊娠している方、出産を経験した方なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
今回は、女性だけでなく男性にとっても大事な筋肉群『骨盤底筋群』についてみていきます。
骨盤底筋群って何?
『骨盤底筋群』とは、一言でいうと、骨盤の底を支えるインナーマッスルの総称で、子宮や膀胱、直腸等の内臓が落ちない様に支えています。
なぜ骨盤底筋群が大事かというと
排泄のコントロール
この骨盤底筋群が弱ると、内臓を支えることができなくなったり、尿漏れや骨盤の歪みなどが生じてしまいます。
骨盤底筋群の機能が衰えると、尿漏れや頻尿などのトラブルが生じます。
最も多いのは、
出産によって伸びたり、断裂する場合と
加齢による筋肉の衰えです。
一方、男性は、女性と違い出産を経験する事も無く、筋肉量も多いですが、柔軟性に乏しいとされています。男女とも、骨盤底筋群のケアは大事です。
子宮環境の改善
骨盤底筋群を鍛えると血流が改善されて支給環境が整い、女性ホルモンのバランスが改善する事が医学的にも証明されています。
結果として月経前症候群(PMS)が改善されたり、精神的に安定するケースも多いようです。
姿勢の維持
体幹を支えられないと、腰痛や肩こりなど、全身にトラブルが波及していきます。
体幹は主に、骨盤を下から支える『骨盤底筋群』、ウエストを形成する『腹横筋』、背骨を支える『多裂筋』、肺の下にあって呼吸をする時に働く『横隔膜』の4つの筋肉で支えられています。 体幹を鍛える事で、正しい立ち姿勢や座り姿勢が可能になります。結果として呼吸が深くなったり、ボディラインがきれいになる、といった効果も期待できます。
逆に体幹を上手く支えられないと、腰痛や肩こりなど、全身にトラブルが波及していきます。
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骨盤底筋群を衰えさせないためには
『骨盤底筋群』は筋肉の集まりです。腕や脚の筋肉同様鍛えていくことが可能です。逆に何もしなければ衰えていきます。
但し、『骨盤底筋群』はインナーマッスルなので、意識と使い方が大事です。緊張させるだけでなく、緩めることができないと色々な機能に支障が出ます。
(トレーニング、ケアのやり方は改めて書きたいと思います)
リバース浅草鍼灸整骨院では
当院では産後の骨盤矯正を始め、姿勢の改善や腰痛予防に骨盤底筋群等の筋肉のトレーニングや、ケアのやり方をお伝えしながら、各人の症状、状態に合わせた最適なカラダ作りをお手伝いいたします。
腰痛や産後の各種症状でお悩みの方は、当院までお気軽にご相談ください。
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