「骨盤の安定」と「美脚」に! ~内転筋群編~
2018年3月25日
少し前に内転筋トレーニングが流行りましたね。色々な効用が語られたり、トレーニング用の器具も売り出されていました。フィットネスクラブにいけば専用のトレーニングマシンもあります。
今回は改めて、人体を支える大事な筋肉『内転筋群』についてみていきたいと思います。
内転筋群って何処にあるの?
内転筋と聞くと一つの筋肉と思われがちですが、実は大腿を内側に閉じる動作に貢献する主な筋肉の総称で、それぞれ太ももの内側に位置しています。
一般的に、この内転筋群には恥骨筋、大内転筋、長内転筋、短内転筋、そして薄筋の5つが含まれます。また、大腿を内側に閉じる作用は共通ですが、各々は他にいくつか違う動作にも関与しています。例えば、大内転筋は股関節の伸展動作にも関わっています。
内転筋群の役割は?
内転筋群の役割としては、立ち姿勢の安定に大きく関わっています。特に片脚立ちの際、この部分が弱いと体幹が不安定になり、スムーズに動けません。体幹が安定することで腰痛や、姿勢が崩れることも防げます。
当然スポーツをする上でも様々な場面に関与し、パフォーマンスにも大きく影響します。
またこの筋肉群がしっかり働くことでケガの防止につながります。
さらに内転筋群の硬さは、拮抗する筋肉(反対の作用をする筋肉)の力を弱めてしまう事もあります。スポーツパフォーマンスを上げるためには見逃してはならないところです。
内転筋群は脚の引き締めという観点からも重要です。腿の内側は普段意識しなければ、そこまで大きく使われることがない部位です。むしろ外側ばかり使われる傾向にあります。人によっては、内転筋群のある内ももがたるんでしまっている場合も多いと思います。引き締まったボディラインをキープする上でも大事な筋肉なのです。
特に産後のママさんなどは、内転筋群が使えなくなっている事が多いので腰、膝の痛みやボディラインの崩れが起こります。
ご自身で出来るケアは?
上記の通り、内転筋群は腰痛、膝痛予防をはじめ、スマートなシルエットを作るには必須の筋肉です。
一時色々な器具も販売されていましたが、その様な道具を使うも良し。まずはストレッチングや、ボールを腿に挟んで締めるなど、簡単なものから始めてみてはいかがでしょうか?
リバース浅草鍼灸整骨院では
当院では腰痛、膝痛、股関節痛から産後の骨盤矯正まで、お一人お一人の状態を検査、確認させていただいた上で、必要に応じて内転筋群への働きかけも行っていきます。
筋肉の調整から、さらに内転筋群への適切なトレーニングまで、順を追って適切にアプローチしていきます。
腰の痛み、膝の痛み、産後の骨盤の状態などでお困りの方、一度当院までお気軽にご相談ください。
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