親指の痛み!! ~ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)~
2018年2月25日
親指を曲げると痛い、手首を曲げると親指の付け根が痛い、ドアノブを捻ると痛い、親指が痛くてスマホの操作がつらい等の症状でお悩みの方が増えています。
これらは日常の何気ない動作で痛みが出るので厄介です。
病院で診てもらったら『ドケルバン病』などという何やら怖い診断がなされた、と相談いただく事も多くなりました。
今回は改めて、この親指の痛み、ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)について書いていこうと思います。
ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)って何だ?
ドケルバン病とはいわゆる腱鞘炎の事で、これは手首の親指側にある腱鞘と、そこを通る腱に炎症が起きて痛みや腫れが出るものです。どんなに怖い病気なんだと思ってしまいますが、腱鞘炎だとわかれば少しは安心できるのではないでしょうか?
関連リンク>>狭窄性腱鞘炎
ドケルバン病は何故発症する?
腱鞘炎とは、腱と腱鞘がこすれて炎症を起こしたものですが、指を使いすぎると腱鞘が厚くなったり、腱の表面が傷みます。腱鞘炎は、パソコン作業やスポーツ、育児、楽器の演奏等々、手の指を酷使する人によく起こります。
また近年ではスマホの普及により、メールやLINE、インスタ、ゲームなど四六時中手指を使い続ける事が多くなったため、腱鞘炎を発症する人が増えているようです。特にスマホに関しては片手で操作する人に多くみられるようです。
このほか、「更年期以降の女性」「妊娠・出産期の女性」にも多くみられます。これには女性ホルモンの影響があると考えられています。
さらに、「糖尿病の人」や「人工透析を受けている人」、「関節リウマチの人」にも起こりやすくなります。糖尿病の人は、末梢の血液が滞ることや、炎症が起きると治りにくいことなどから、腱鞘炎を起こしやすくなると考えられています。
腱鞘炎になってしまったら?
発症してしまった場合には、まずはなるべく指を動かさない事です。
また、痛みの度合いも激しい痛みから、我慢できるレベルまでと幅が広いため、初期の頃は放置しがちです。指というのは、仕事やスポーツ、家事でさえも使わないわけにいかないため、治りにくく、治っても再発したりします。何も知らないままだと、悪化してしまう可能性もあります。
だからこそ、早めの対策、医療機関の受診が早期回復のカギになります。
リバース浅草鍼灸整骨院では
ドケルバン病は、長引きやすいのものですが、当院では各々の症状に合わせて施術、日常生活での注意すべき事などをお伝えしながら、早期の回復を目指します。
治療方法としては、手技療法や鍼灸、特殊電療機器を組み合わせながら行います。
親指の腱鞘炎でお悩みの方は、一度当院までご相談ください。
関連リンク >>筋骨格調整の詳細はこちら