テニスをやらないのにテニス肘!?
2018年2月4日
肘が痛くて病院で診てもらったら「テニス肘」と診断された、なんて人はいませんか?
テニスをしていない人にとっては何で?ってなりますよね。
テニスをされている方はもちろん、実はテニスをした事がない方でもテニス肘(上腕骨外側上顆炎)と診断される事はよくある事なのです。
今回は、もはや現代病ともよべるテニス肘について少し書いてみたいと思います。
テニス肘ってどんな症状?
正式な診断名としては「上腕骨外側上顆炎」といい、もともとはテニスのバックハンドで打つ際に肘の外側に痛みが出ることからテニス肘と呼ばれるようになりました。
近年多いのは、スポーツ以外の動作、例えばパソコンのキーボード操作や、荷物を持つとき、タオルを絞るときに肘の外側に痛みが出ます。
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テニス肘の原因は?
テニス肘はボールがラケットに当たる時の衝撃が、手首を動かす筋肉の肘への付着部に繰り返し加わることで微小な断裂や損傷が発生し、炎症や痛みが生じると考えられています。
スポーツ以外でもキーボードを打つ、マウスを動かすといった動作を毎日何時間も続けていると筋肉や腱に疲労がたまり、肘に炎症が起きます。手首を反らして固定するために働く筋肉の腱などが酷使されているのです。
スマホも長時間宙に浮かせるために肘の筋肉は酷使されます。
ご自身で出来る予防法・対処法
使いすぎが一番の原因なので、使わない事が第一です。
必要に応じてテニス肘用のサポーターを着用するなどして負担を軽減します。
腕を使いすぎて肘に炎症が起きているような場合にはアイシングも有効です。
硬くなった手指の筋肉の緊張を緩めてあげることが必要なので、前腕部のストレッチングなどは有効です。
リバース浅草鍼灸整骨院では
まずは各人の病態、症状に合わせて手技療法や鍼灸治療、特殊電療等を用いて患部周辺の筋肉の緊張を取り除き、痛みの緩和をしていきます。
また、痛みを誘発している原因を特定し、生活のスタイル、仕事やスポーツでのスタイルを見直し、根本原因にアプローチしていきます。
肘の痛みでお困りの方、まずは当院まで一度ご相談いただければと存じます。
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