つら~い(-_-;) 妊娠中の腰の痛み
2018年1月29日
当院は産前・産後ケアを行なっている事もあり、妊娠中のママさんからの腰痛の相談をいただく事も多いです。
妊娠前には腰痛の経験がない人でも、妊娠して腰が痛くなる方はたくさんいます。妊婦さん全体で見ると、約8割近くの人が腰の痛みを感じていると言われています。
そもそも妊娠中は何故腰が痛くなるのでしょうか?
今回はそのあたりをみていこうと思います。
妊娠中の腰痛の原因は?
妊娠中の腰痛の原因には色々なモノが考えられますが、妊娠期に特有のものとして、
ホルモンの影響
妊娠するとリラキシンというホルモンの分泌が始まります。
このホルモンが「骨盤周りの靭帯を緩ませること」で、出産時に赤ちゃんが骨盤を通れるようにしてくれるのです。
骨盤を支える組織が緩むと言うことは、不安定になった骨盤を支えるために、お尻や腰の筋肉がその分頑張ることになります。筋肉の緊張は強くなり、腰、お尻、股関節、恥骨など骨盤周囲に痛みの症状が現れる事が多くなります。
(ホルモンの影響についてはまだよくわかっていない部分もあります)
お腹が大きくなることによる姿勢の変化
これは妊娠中期以降、赤ちゃんが大きくなってきてからの原因となりますが、大きくなったお腹とのバランスをとるために、腰を反らした(骨盤が前傾した)姿勢になりがちです。
腰が反った姿勢は、背中や腰に大きな負担がかかりますので、背部痛や腰痛を引き起こすことになります。
その他、ストレス等の心理的な要因
マタニティ・ブルーなどに代表されるように、この時期は心身ともに不安定です。仕事のストレス、家庭でのストレスなどを日頃から感じていたり、さらに妊娠や出産に対しての不安や心配が重なることで、心因性の腰痛になる可能性もあります。
ご自身で出来る対策は
妊娠中の腰痛対策には、ストレッチ体操が有効です。腰まわりの固い筋肉をほぐしていきましょう。
また、温かいお風呂につかって血行をよくすることも腰痛には有効です。
ゆるんだ骨盤を支えるためには「トコちゃんベルト」に代表される妊婦さん専用の骨盤ベルトも、関節が安定するので症状の緩和が期待できます。
腰が痛いと、湿布などを貼りたくなりますが、市販の湿布薬には赤ちゃんに影響する成分が含まれていることがあるので、自己判断で使うことは控えましょう。
もし、楽な姿勢で安静にしていても痛みが続くのであれば、内臓疾患などの病気の可能性も考えられますので、一度お医者さんに相談してみましょう。
リバース浅草鍼灸整骨院では
リバース浅草鍼灸整骨院では腰痛、足のむくみ、肩・背中の張りなどの、妊娠中のつらい症状に対して、マタニティケアというメニューを用意しております。
無理な姿勢での施術や、強い刺激・矯正操作は行わずにお体のケアをしていきます。
妊娠中のつらい症状でお困りの方、一度当院までお気軽にご相談ください。
※当院では安心して施術を受けていただくために、安定期に入った後、担当のお医者さんの了承を頂いて貰った上で、施術を行ってまいります。
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