内臓も疲れる? ~あなたの肝臓は大丈夫?~
2017年10月29日
スポーツの練習や試合で激しく運動したときに、マッサージなどで筋肉のケアをしてあげることは、どなたもされていると思います。
実は筋肉が激しく疲れた時は『内臓』も疲れているかもしれません。
疲れる肝臓!?
内臓のなかでも『肝臓』は一番大きい臓器であり、体を維持する上で重要な役割を担っています。
肝臓は吸収されたタンパク質、糖質、脂質、ビタミンなどを代謝し、アルコールなどの解毒もしています。
そして肝臓は体を動かすエネルギーを供給しています。
肝臓がエネルギーを供給するしくみ
食事などをして体内に糖質が増えると、インスリンが働いて糖質を肝臓や筋肉に貯蔵します。
そして体内の糖質が低下して不足すると脂肪からエネルギーを取り出して使いますが、激しい運動などでエネルギーを大量に使うときは筋肉中に貯えた糖質を使い出します。
生物は低血糖になると体を動かすエネルギーが足りなくなり、生命維持ができなくなり命は危険にさらされます。
筋肉からの糖質の供給が足りないくらい激しい運動をした時には、肝臓からも貯めた糖質を供給し始めます。
肝臓は吸収された栄養素の処理だけでなく、血糖値の維持もしているのです。
こんな理由からも、激しい運動をした時には筋肉だけでなく、肝臓などの内臓も疲れてくるのです。
肝臓が疲れたな、と思ったら
疲れた肝臓を回復してあげるには、かかる負荷の量を減らしてあげることが大切です。
しかし、運動量を減らしてしまってはスポーツのパフォーマンスを上げられません。
そこでお勧めしたいのは肝臓を疲れさせない食事をとることです。
きつい練習や激しい運動の後は、スタミナをつけるために肉や油を多く使った焼肉やすき焼き、さらにはアルコールなどで消化に負担がかかる食事をとると、肝臓はさらに疲れてしまいます。
疲れた日の夕食は消化の良いものを食べましょう。そして体が欲するような必要な栄養の補給は、日中にすることでなるべく肝臓の疲れを翌日まで引きずらないようにしましょう。
筋肉の回復も内臓の回復も個人差があります。
食事の調理法、材料、量などを常に調整することで良いコンディションをキープすることがパフォーマンスをあげるコツです。
リバース浅草鍼灸整骨院では
当院では筋肉の疲労、内臓の疲労に対して、各人の状態に合わせた治療メニューを提案させていただきます。
最近疲れているな、と感じたら一度当院までお気軽にご相談ください。
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