内臓で性格診断？占い？ ～「こころ」は内臓に宿る～
2017年9月24日
「内臓に感情がある」と言われたら、皆さんどう思われますか！？
たとえば、「イライラする」などという怒りの感情は、肝臓に深く関係しています。
こういう人は、もしかしたら、飲み過ぎで肝臓が疲れてしまっているのが原因かもしれません。
こんな風に東洋医学では、臓器のトラブルが人間の感情に影響を与えていると考えます。
イライラだけでなく、何かに恐れてビクビクしたり、思い悩んだり、といった感情のクセが臓器のトラブルを招くこともあると考えます。こういった事を理解していれば、
「最近のイライラは飲み過ぎが原因か！」
などというように、無駄に悩むことなく前向きに捉えることも可能です。
西洋医学的な根拠がある事でもないので、ちょっと頭を切り替えて、まぁ占いみたいなものだと考えて、
「これ、あるある！」
みたいな感じで楽しんで読んでいただければと思います。
内臓と性格の関係
「五臓六腑」という言葉を聞いたことはありますか？
東洋医学では五つの内臓、つまり『五臓』をカラダの中心と捉えます。
これが肝臓、心臓、脾臓、肺臓、腎臓です。
また五臓はそれぞれ
肝臓＝怒り 心臓＝狂喜 脾臓＝憂い 肺臓＝悲しみ 腎臓＝恐れ
というふうに感情を司っているとされます。
東洋医学ではこの五臓で体質を大まかに分類しています。
肝タイプ 心タイプ 脾タイプ 肺タイプ 腎タイプ
と、こんな感じです。
人によって生まれ持った体質が違い、どの内臓にエネルギーが集まりやすいかが異なります。
どの内臓が活発に働くか、興奮しやすいかによって、現れる感情が変わってくるとされています。
肝タイプ
性格的傾向
・思考や行動にキレがあり、冷静で頭の回転が速い人が多い。
・怒りっぽい。我慢強く弱みを見せられない。
・仕事を精力的にこなし、正義感、責任感が強い。
出やすい症状
・不定愁訴が多い。
・目、爪、筋肉に現れやすい。
・PMSや不妊、生理痛など女性症状が多い。
・顔の黒ずみ、肝斑、肌が黄色くなる、など。
心タイプ
性格的傾向
・明るい、よく笑う、ムードメーカー。
・行き過ぎた行動をとりやすい。
・心のバランスを崩しやすく、躁鬱状態になりやすい。
出やすい症状
・背中に現れやすい
左側の肩甲骨の内側に刺された様な痛みを感じたら心筋がくたびれているサイン。
・のぼせや動悸
・不安感、胸騒ぎ
・むくみ、ヘルペス、赤ら顔
脾タイプ
性格的傾向
・食べることが好き。（頭脳労働が多い=エネルギーを消耗しやすい）
・記憶力や思考力に優れ、情報処理能力も高く、仕事ができる人が多い
・過食、糖質中毒になりやすい。
出やすい症状
・消化器、四肢、口唇、肌に現れやすい
・気圧や湿度、時間帯に体調が影響されやすい
・シワ、たるみ、肌が黄色っぽくなる
肺タイプ
性格的傾向
・感情の起伏が少ない
・内省的、感傷的になりやすい、共感力が高い
・ボランティア精神が高く弱者にやさしい
出やすい症状
・皮膚や鼻、呼吸器関係に現れやすい
・アレルギー症状、鼻炎、温度変化に弱い、声が出にくい
・風邪をひくと下痢をしやすい
腎タイプ
性格的傾向
・恐がり、石橋を叩いて渡るタイプ、腰が重い。
・生存の欲求が高く、それらの分野への興味を持ちやすい。
・現実的で着実、意志力が強く情に流されない。
・分析力、適応力がある。
出やすい症状
・腰痛とのつながりが深い。
・生殖器、内分泌、骨、耳、髪に症状が出やすい。
・老化の加速、排尿の異常、呼吸が浅くなる、耳鳴り、めまい、不安、抜け毛、白髪、など。
リバース浅草鍼灸整骨院では
当院では「内臓マニュピレーション」や「鍼灸治療」で
疲れた内臓の機能や代謝を最適化していきます。
気になる方はお気軽にご相談いただければと存じます。
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