腰痛、肩こりと内臓の関係??
2017年9月3日
一般的に腰痛と言えば、筋肉や骨に原因があると考えますよね?ちょっと調べたりする人だと神経は?とか。
けれども取りきれない痛みやコリの最後の原因が『内臓』という事もあるんです!
筋肉や骨格にアプローチすることと併せて内臓へもアプローチする事で、その治療効果が高まることも多くあります。今回はそのあたりのお話をさせていただきます。
内蔵と筋肉の関係
そもそも内蔵は生きていく上で必要な消化・吸収・排泄・免疫等々の役割を担っています。(このあたりの話は改めて f(^^; )
内臓を自分の意思でコントロールする事は難しいです。意識にのぼらない分、内臓はそれぞれの役割を果たそうとギリギリまで頑張ります。すると内臓は疲弊し、これを回復しようとカラダは血液を余計に内臓へ回さなくてはなりません。
そうなれば骨格を支える筋肉にいくべき血流量が相対的に減ってしまい、回復が遅れ、結果的に筋肉の硬さや痛みにつながることになるのです。
内臓も筋肉!
実は内臓も筋肉なんです!(自分の意志では動かせない、平滑筋といわれるものです)
そして表面は筋膜で覆われています。
内臓はカラダを動かすための筋肉と膜同士で接しているため、内臓の動きが悪くなったり硬くなると、筋肉も引っ張られて硬く動きにくくなります。これが腰痛や肩こりの取りきれない痛みの原因になってしまうのです。
例えば
腎臓の動きが悪いと、それに接している大腰筋(骨盤を支える大事な筋肉)の動きの悪さにつながります。
肝臓の動きが悪いと、これに接する横隔膜やその神経の働きが悪くなったり、カラダの深いところでつながる筋膜も引っ張るので、首や肩の痛み・動きの悪さにつながる事がわかっています。
※ここでいう内臓の硬さや動きの悪さはあくまで機能的な問題をさしています。
気を付けるべき内臓の病気と腰痛・肩こり
今までの説明は内臓の機能の問題でしたが、実は内臓の器質的疾患もカラダの痛みにつながります。
例えば腰痛を伴う病気としては
慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胆嚢炎、
腎盂腎炎、尿路結石、子宮筋腫、卵巣嚢腫、腹部大動脈瘤、etc.・・・
が挙げられます。(まだまだあります)
安静にしていても痛みがある、夜間に痛みが強くなる、という方は一度専門の医療機関で診てもらう必要があります。
リバース浅草鍼灸整骨院では
当院では内臓の動きの悪さからくる腰痛・肩こり等に対して
『内臓マニュピレーション』
という手技を用いて、その症状を改善していきます。
まずは、症状や日常生活習慣などをカウンセリングで聴取し、器質的な疾患が隠れていないかをチェックします。その後、触診をもとにアプローチするポイントを確認していきます。
慢性的な腰痛・肩こりでお悩みの方、本当の原因がどこにあるのか気になる方は一度当院までご相談ください。
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