足がつった!
2017年8月20日
夜中寝ていたらふくらはぎがつった、朝目覚めた時に伸びをしたら足指がつった、なんて事はありませんか?
冬ならわかるけど真夏に足がつるなんて、と思っているあなた! 夏場も油断できないんですよ。
足がつるのは何で?
「足がつる」という症状は、突然足の筋肉が強い痛みとともに収縮・痙攣するもので、別名「こむら返り」などと呼ばれています
足がつる原因としては、ざっくり言うと「疲労」、「脱水」、「冷え」が考えられます。
疲労
ふくらはぎがつる人の中には、「それほど激しい運動はしていないのだけれど?」と思う人もいるかもしれません。しかし日常生活での小さな疲れが積み重なったり、普段よりも少し激しく身体を動かす機会があったりすれば、ふくらはぎがつる可能性は十分にあります。
筋肉は過度の刺激を受けると強く収縮して、つることがあるのです。
脱水
大量に汗をかいた後や、下痢や嘔吐後などに脱水状態になるとミネラルバランスが崩れ、筋肉が興奮状態になるため痙攣を引き起こすと言われています。
ミネラルとはカルシウムやマグネシウム、ナトリウム、カリウムなどを指しますが、これは筋肉や神経の働きを調整する重要な役割を担っているので、何らかの原因でミネラルバランスが崩れると、筋肉の働きに悪い影響が出てしまうのです。
冷え
筋肉疲労の他にも、筋肉の動きに影響のある冷えによる血行不良も大きな原因の一つです。
怖い病気が隠れている場合も
足がつる場合、何か大きな病気が隠れていることもあります。特に頻繁に起きる場合は一度確認する必要はあります。
例えば、糖尿病や脊柱管狭窄症、甲状腺機能低下症、閉塞性動脈硬化症、椎間板ヘルニア、腎疾患、肝硬変、脳梗塞などが可能性として考えられます。
もしも足や足の指が頻繁につる方は、次のような症状も出ていないかチェックしてみましょう。
・喉が渇く、手足がしびれる・・・糖尿病
・歩行障害・・・脊柱管狭窄症、閉塞性動脈硬化症
・腰痛・・・椎間板ヘルニア
・むくみ・・・腎疾患
片方の手足の麻痺・言葉のもつれなど・・・脳梗塞
もし、これらの症状が出ている場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
ご自身で出来る対処法
①ストレッチやマッサージ
ふくらはぎや足を手で軽くさすったりマッサージする事で、日々蓄積される筋肉の疲労を軽減、解消できます。また足を中心に全身を曲げ伸ばしするストレッチを習慣化することで、足がつるのを予防する事ができます。
②運動をする
スクワットなどの下肢の曲げ伸ばし運動をする事で、筋肉量を増やすことができます。筋量が増えればそれだけ疲れにくくなりますし、運動することで血液循環が良くなるので、疲労回復効果も期待できます。
③食生活の改善
食事は栄養バランスを考えて、特にミネラルが不足しないように心がけましょう。
特に筋肉の働きにかかわるカルシウムやマグネシウムは積極的に摂取しましょう。カルシウムは小魚や乳製品に、マグネシウムはナッツ類や大豆製品に多く含まれます。
いずれも無理なく続けられる範囲で行うことがコツです。
リバース浅草鍼灸整骨院では
足がつった状態が長時間続くと、筋肉が肉離れを起こした時と同じ様な状態になります。
当院では足をつって痛めてしまった時の処置だけでなく、つらない様なカラダ作りのお手伝いをさせていただきます。
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よく足がつる方、つらないカラダになりたい方、一度当院までお気軽にご相談ください。