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冷えのぼせ
冷えのぼせ
こんなことでお悩みではありませんか?
- 上半身は暑いが、足は冷たい/li>
- 首肩コリや頭痛がある/li>
- 頭や顔から良く汗が出る/li>
- 生理痛がある/li>
- 寝付きが悪いなど、睡眠の質が悪い/li>
- ニキビや吹き出物ができやすい/li>
冷えのぼせは、更年期症状とは違う
冷えのぼせの人は「のぼせ」を自覚しているのに冷えに気が付いていないことがあります。
更年期症状で「ホットフラッシュ」という、突発的な顔の発汗やのぼせがありますが、
冷えのぼせとホットフラッシュは異なる原因で生じます。
・ホットフラッシュ
更年期のホルモンバランスの乱れによって生じる、のぼせ、発汗のこと。
女性では、エストロゲンの減少に伴い、卵胞刺激ホルモンの分泌指令が強化され、関連ホルモンである甲状腺ホルモンやアドレナリンも同時に上昇してしまうため、代謝や血流に異常が生じて症状が現れます。
・冷えのぼせ
女性に多いが、更年期や性別に関係なく起こるもの。
症状はホットフラッシュに似ているが、原因は血行不良型の冷え、水分代謝型の冷えが重症化した自律神経失調型の冷えである。
原因が異なれば対策も違います。
のぼせの症状が更年期によるものだと思い込んでいる人の中に、冷えのぼせの人が意外と多く隠れています。
明確な判断は病院で診てもらう必要がありますが、セルフチェックで判断するには次のような違いがあります。
・汗の性質
ホットフラッシュの場合、サラサラでない、ニオイを伴った汗が噴き出る傾向があります。
冷えのぼせの場合、手のひらや足の裏など、通常汗の出にくい所に発汗がみられます。
・睡眠の質
ホットフラッシュでも、就寝中に起こると不快で眠れませんが、冷えのぼせの場合は自律神経失調により、日常的に寝付きが悪い、途中で何度も目が覚めてしまうなど、不眠の傾向が強く現れます。
冷えのぼせのメカニズムと原因
冷えのぼせは、冷え性の重症化した状態と言えますが、メカニズムを大きく3つに分けると次のようになります。
①血行不良
②水分代謝異常
③自律神経失調
はじまりは、身体の冷えから始まります。オフィス内と外気との差で体温調節がうまくできない状態や、持続的な寒冷ストレスにより、体温を逃さないように血管が収縮した状態が続きます。
このときは①の状態です。
血行不良が長く続くと、リンパや静脈の流れがうっ滞し、水分代謝に異常をきたしてむくみが生じるようになります。
この状態が②の状態です。
血行不良、むくみによってますます身体が冷やされると、人間の身体は本能的に脳だけは温度が低下しないように、末梢の体温をさらに下げてでも守ろうとします。
その結果、頭部と末梢の温度差が激しくなり、このときの自律神経は交感神経と副交感神経が頻繁に働くため、バランスを崩してしまい、③の自律神経失調型の冷え=冷えのぼせの状態です。
ホルモンバランスによるホットフラッシュとは異なり、冷えのぼせは若い方でもよくみられます。
特に近年では小さいころからエアコンに頼った生活をしている若年者で増加傾向です。
身体に本来備わっている体温調節機構を使っていないため順応性に乏しいことや、露出の多いファッション、ストレスの多い社会が原因のひとつと考えられています。
冷えのぼせの対策と治療法
冷えのぼせの治療は、自律神経調整+セルフケアが中心になります。
当院のメニューでは鍼灸治療と内臓マニュピレーションが得意としていますが、症状によっては両方行う場合もあります。
自律神経の調整には時間がかかります。継続した通院をしましょう。
セルフケアは、その人の状態に合ったものを選択することで治療の効果を高めることができます。冷え性を自覚すると、身体を冷やさないように気を付ける方がたくさんいますが、人や状態によって合わない対策があります。
冷えのぼせの人は、次のような点に注意しましょう。
・風呂に長時間入らない
体を冷やさないようにと気を付けるのですが、冷えのぼせの人の場合長時間の入浴は、身体が温まる前にのぼせてしまいます。無理して行うとめまいが起こったりして危険なので無理はしないようにしましょう。
・首肩を冷やさない
首には自律神経が通っているため、冷やすと自律神経の働きが乱れます。
オフィスの空調に気をつけて、スカーフを巻くなどの対策を行いましょう。
・首が閉まる服を着ない
通期が悪いと熱の放散がうまくできずに汗となり、汗が首を余計冷やします。
冷えのぼせの人は、セルフケアの際に温めるところと冷やすところの使い分けをしましょう。
温めるといい所
・首
・お尻
・おなか
・足首
冷やすといい所
・顔
・手先足先
・わきの下