偏頭痛
偏頭痛
こんなことでお悩みではありませんか?
- 頭の片側が痛い/li>
- 頭痛薬が手放せない/li>
- 病院では偏頭痛と言われた/li>
- 頭痛が出る前に予兆のようなものがある/li>
- 吐き気やめまいがすることがある/li>
- 頭痛薬も慣れると効かなくなる/li>
偏頭痛の症状
偏頭痛は、主に頭の片側に限局した「ズキンズキン」という拍動性の痛みが現れるタイプです。
偏頭痛の場合は、マッサージなどで血流を良くするとかえって悪化する傾向があります。
主に服薬での治療が中心になりますが、女性では特有のホルモンバランスによって偏頭痛を惹起することが最近の研究でもわかってきているため、根本的には自律神経のバランスの乱れによるものとも言えます。
偏頭痛には随伴症状が出る人もいます。
・閃輝暗点
突然、図のような視界に残像のようなキラキラした点が見えたり、視界の一部が揺れる、歪んで見える、目の前が真っ暗になったり見えずらくなる一連の現象で、幾何学的な模様を呈することが多い。閃輝暗点は短時間に進行し、目を閉じていても起きる。
中年の場合で、閃輝性暗点だけあって、その後に頭痛を伴わない場合は、まれに脳梗塞、脳動静脈奇形、脳腫瘍や、血栓による一過性の脳循環障害が原因である可能性もあるため、注意が必要です。
・吐き気、おう吐、下痢
胃腸の血管拡張や、脳からの異常指令により消化不良などをきたした結果です。
・生あくび、首肩や手にかけての異常知覚、皮膚過敏
三叉神経の興奮が、大脳の付け根でくすぶっている状態となり、頭皮や目の周囲にも現れることがあります。
情報が脳の視床という部分に達すると、反対側への症状が現れます。
偏頭痛の対処法・服薬のコツ
偏頭痛自体が生命に危険を及ぼすものではありませんが、症状の程度により生活に支障をきたします。
薬も、効果と引き換えに副作用の心配があります。できれば飲まずに済ませたいものです。
・規則正しい生活
・体操(予防として)
・適度なカフェイン
・マグネシウムとビタミンB2(血管拡張を抑える成分)
これらが主に偏頭痛を予防するポイントですが、チーズやワインなど、体質により偏頭痛を誘発する食べ物や飲み物がある場合はこれらも控えることをおすすめします。
偏頭痛は、薬との併用で頭痛の症状を軽減することができますが、服用のタイミングに少々コツがあります。
頭痛専門の医師や研究機関では図のように、頭痛の起こりはじめ(これは偏頭痛だなと分かった時)に飲むことを推奨しています。偏頭痛持ちの人で時々見受けられるのですが、痛みが感じられる前から予防として服用を続けてしまうと、薬物乱用型頭痛という複雑な状態を招いてしまう可能性があります。
当院での偏頭痛治療
偏頭痛が起こる原因には血管の拡張が一因ですが、血管の活動には自律神経の作用が関係しています。
当院での偏頭痛治療におすすめなメニューは鍼灸治療とスーパーライザーの併用です。
この2つは自律神経調整作用に優れており、神経や血管の極度な活動を抑えること、リラックス効果によるストレスの軽減、女性であればホルモンバランスの調整作用で偏頭痛の辛い症状を和らげていきます。
治療初期は服薬と鍼灸治療との併用、安定~予防期では継続した鍼灸治療で薬に頼らない生活を目指していきましょう。
症状の軽減、予防までの根本治療は、月2回前後のペースで半年程度かけて継続をおすすめします。
女性鍼灸師による施術もご要望に応じて可能ですので、お問い合わせの際はお気軽にお申し付けください。
女性鍼灸師 髙橋 なお