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ストレートネック
ストレートネック
こんなことでお悩みではありませんか?
- 首を動かすと痛みを感じる/li>
- 上を向いたり、後ろを向きずらい/li>
- 長時間同じ姿勢でいるとだんだん首や肩が凝ってくる/li>
- 病院に行ったら、ストレートネックと言われた/li>
- 様子をみているがなかなか良くならない/li>
- 合う枕がなかなか見つからない/li>
猫背の人は要注意。ストレートネックはこうして起こる!
垂直頸椎、ストレートネックという言葉が広まってきたのはここ最近です。
パソコンやスマホが普及して、姿勢が悪い状態で作業をすることが増えたためでもあります。
頸椎は生理的には前に向かって湾曲(前弯)しているもので、このことにより身体にかかるあらゆる方向からの外力に対応して関節や脊髄を痛めないような構造になっています。これは腰椎も同様で、背骨全体でいえば横から見た時にはなだらかなS字カーブをなしていることが理想です。
この生理的湾曲を失う原因として多く挙げられるのが「不良姿勢(猫背)」です。
デスクワークで顔が前に出る状況が続いたり、椅子に浅く腰を掛けてだらっと座るような格好は背骨の生理的湾曲を消失させ、この時の骨格が「垂直頸椎」です。垂直になることで重力の分散がうまくできなくなって椎間板の内圧を高めます。
軟骨である椎間板の圧の上昇は、その摩耗を早め、ヘルニアや変形性関節症の原因となります。
背骨がまっすぐになってしまうと、外力にも順応しにくい骨格となり、それを支える筋肉への負担を増加させてしまうので筋肉の疲労やこわばりが起こりやすくなります。
長時間同じ姿勢でいることが辛い。というのはこれら筋肉への負担によるものです。
ストレートネックの状態が長いものほど、それを完治させることは難しいと考えたほうが良いでしょう。しかし、今感じている不調や痛みに対する対症療法や、良い姿勢をとりやすくするための骨格の修正、メンテナンスは可能です。
問題なのは、我慢して何もしないことであり、症状を悪化させる原因、軟骨の変性の進行を早める原因になります。
軟骨の変性はやがて、神経に影響を与えます。これが後に出てくる「ヘルニア」や「頚椎症」といわれる状態であり、ストレートネックをこじらせた結果となります。
しかし、着目するべきところは首や背中ではなく、腰です。
姿勢を構成する中心は骨盤にある!
姿勢をよくしようと、背筋を伸ばしたり、胸を張った状態をずっとしていることができますか?
おそらく、すぐに疲れて元に戻りたくなるでしょう。
それは、良い姿勢をとりにくい身体の状態になっているためです。
姿勢をつくる中心は骨盤であり、意識するところは首でも背中でもなく「腰」になります。
まず、いつも通りの楽な座り方をして、首を前後左右、回旋と一通り動ける範囲動かしてみてください。
痛みのある動きや、動かしやすさに左右差がありましたか?
(左:浅く座るような、悪い例 右:坐骨を使って深めに座り、腰椎前弯を作る理想の座り方)
次にイスに深めに腰を掛けて、良い姿勢になるよう腰に反りを作ってみてください。
その状態のまま、先ほどと同じ動きをした時に、動く範囲が広がったり、痛みや違和感が薄らいでいれば、主に姿勢に問題があって首の関節の動きが悪くなっていると考えられます。
良い姿勢をとりやすくするための施術で長けているのは、骨盤矯正です。
骨格を支えるインナーマッスルの再教育トレーニングを交えて、いい骨盤バランスの持続性を高めます。
それがなければすぐ戻って同じことを繰り返すからです。
目先でなく、将来を見据えた対策を
変性、変形した軟骨や骨はきれいに再生されることはないと言われています。
ですから、今ある状態から悪くさせないようにケアを続けていくことが大切で、今重症でなくてもそうなりうること、それによって日常生活に大きな支障や精神的苦痛を伴う可能性があることを忘れないでおきましょう。
ストレートネックの場合は関節の変性によって神経に障害を起こし、腕のしびれや筋力低下を引き起こす可能性があります。細かい動作がうまく出来なくなったり、力が入りずらくて不便な生活を強いられることもあります。
何のメンテナンスもせずに過ごした場合、先に起こる出来事は、関節の摩耗、変性、変形の進行、神経障害、あるいは手術かもしれません。今から行う骨盤矯正などの成果もすぐに現れるものではなく、少なくとも3カ月以上先です。これらのメンテナンスは10年、20年後の準備のようなもので、この時に快適な生活をしていたいと願うならば今から行っていく事をお奨めします。