疲労
疲労
こんなことでお悩みではありませんか?
- いつも疲れている/li>
- 寝ても疲れが抜けないため、目覚めが悪い/li>
- やる気の問題と言われ、他人に理解されにくい/li>
- マッサージを受けても、一時的な効果しか感じない/li>
- 病院で診察を受けても異常が見つからない/li>
- 栄養ドリンクやサプリメントを常用している/li>
疲れが抜けないサイクルから抜けられない悪循環
疲れた~と感じた時、あなたは何をしますか?
・睡眠を十分にとる
・ゆっくりお風呂に入る
・運動をする
・栄養ドリンクやサプリメントなど、体によさそうなものを摂取する
・趣味など、好きなことをして過ごす
・精のつきそうなものを食べる
「疲れ対策」については人それぞれ独自の方法をお持ちだと思いますが、
上の項目の中にも、行い方によっては誤りになる方法があります。
人は、生活していれば疲れないことはありません。ある種、疲労感は「生きている証拠」とさえ言われてしまうこともありますが、程度によっては治療を必要とするケースがあります。
あなたや、身近な人にひどい疲労感を訴えている人がいて心配な時は、一度診察を受けることをお奨めしましょう。
中には病気が潜んでいることがあります。
もし、病気などの異常がなかったとしても疲労感についてお悩みであれば当院にご相談ください。
疲労を蓄積させる要因
疲労感とは、どのようなメカニズムで蓄積されていくのでしょうか?
大きく、生活習慣、内臓機能、自律神経に分けてお話しさせていただきます。
①生活習慣
・勤務時間過多
言わずもがな、働きすぎは良くありません
・不規則な睡眠
睡眠リズムの不安定性は自律神経に悪影響を及ぼします
・偏食、不規則な食事
内臓への負担や疲労回復のための栄養不足に繋がります
・コンビニ弁当など、加工食品の大量摂取
内臓への負担を増加させ、ビタミン類の不足によって代謝機能が低下します
・お酒、コーヒー、たばこなど、嗜好品の多量摂取
カフェインやアルコールは内臓に負担をかけて、自律神経の働きを乱します
栄養ドリンクやサプリメントも、食物から摂取する栄養とは構造が異なるため、分解吸収のために内臓に負担がかかります。
・冷え症
循環不良によって乳酸などの老廃物が体外に排出されにくく、かつ身体が酸素や栄養欠乏に陥りやすいため回復もしにくいです。内臓機能の低下や自律神経の乱れも併発します。
②内臓機能
次のような要因で、内臓機能の低下から自律神経の働きを乱します。
・内臓の冷え
代謝機能、消化機能の低下によって栄養不足、老廃物の蓄積を招きます
・内臓の疲れ
暴飲暴食は禁物。疲れているときは消化に良い食事をとりましょう。
・内臓下垂
猫背といった不良姿勢は内臓の位置を悪くさせ、機能低下を招きます。
③自律神経
・過度なストレス
寒暖差、長時間の車の運転など、物理的、心理的ストレスは自律神経の中でも交感神経を過度に使い、循環不良、内臓機能低下を招きます。
・ホルモンバランスの乱れ
特に女性は生理周期がホルモンバランスによって影響を受けています。
これらのコントロールに自律神経も深く関わっているため、女性は自律神経の働きを崩しやすいと言われています。
・姿勢
不良姿勢は、背骨のそばを通っている自律神経の不調をも招きます。
疲労を溜めない身体をつくるには、代謝機能、循環機能が大きく関わります。
これらを高める事が重要になりますが、代謝、循環の調整は自律神経が行います。
①~③の要素はいずれも、自律神経の働きを崩してしまう要因ですが、一度崩してしまうと自分ではなかなか改善できないというのが現状です。
悪循環から抜け出すには、助けが必要
独自の「疲れ対策」に効果を感じない方、初めは良かったけどだんだんと効果が現れなくなってしまった方、
あれこれ試したけど、どれも効果がいまいちだった方。
それは悪循環に陥っているということです。
そのような方の身体は、悪循環から脱出できるよう外部からの助けを必要としています。
施術によって、蓄積された疲労を少しづつ取り除き、内臓機能や自律神経機能を高めて疲れを溜めにくい身体づくりをすることが大切です。
当院で、自律神経機能を高めるためにお奨めする施術は鍼灸治療(全身)です。
内臓機能を特に改善したい場合には内臓マニュピレーションをお奨めしています。
このような症状の場合、数回の施術で大きく変化が現れることはありません。しかし焦りは厳禁です。長い期間かけて蓄積したものは急激によくなることはありません。最低でも半年の期間をかけて穏やかに変化していくものなので即効性を期待せずに治療を続けましょう。
すると、半年後、1年後、振り返った時に、自分の身体に起きた好転がようやくわかると思います。
それからも、メンテナンスは継続してください。10年後もイキイキとした生活を送るために。
車でいえば、疲労の蓄積の仕組みは車のエンジンのようなものです。
エンジンオイルが汚れて、それを放っておけばやがて車は走れなくなります。
オイルが汚れているということは、フィルターも汚れていることに気が付き、対策を行わなければ効果が現れません。
ですから、人間の身体でも誤った対策をして損をしないよう、ぜひ専門家に頼ってみてください。