- リバース浅草整骨院(鍼灸院)
- >
- お悩み・症状別
- >
- 腰椎ヘルニア
腰椎ヘルニア
腰椎ヘルニア
こんなことでお悩みではありませんか?
- 重いものを持ち上げようとして腰を痛めた/li>
- 腰の痛みと足のしびれ、痛みがある/li>
- お尻から足にかけて、しびれや痛みがある、力が入りにくい/li>
- 足のほうに痛みが出るので体重をかけられない/li>
- 前かがみになると足にかけて痛みが走る/li>
- 病院に行ったらヘルニアと診断された/li>
椎間板の構造とヘルニアの種類
椎間板とは、上下の椎骨の間にある軟骨の部分で、線維輪という組織の中に髄核というものが入っています。
これらは、いわばクッションの役割をしており、脊柱の負担が骨にかからないように分散する働きがあります。
この構造破綻の仕方によってヘルニアの治り方も左右されます。
①脱出型
髄核が、線維輪を突き破って飛び出したもの。
症状は激しいが、数カ月で症状がよくなりやすい。
②膨隆型
線維輪に亀裂がなく、髄核は線維輪から飛び出さない。髄核と線維輪の両方が一緒に膨れる。
経年性に線維輪の変性が起こって発生することが多いケースで、長引くことが多い。
さらに、ヘルニアを起こした部分が、神経根のどの部分になるかによってさらに分類できます。
A 内側型
痛みやしびれの出ている同じ側に身体が傾きます。
除圧が難しく治療に時間を要します。
B 外側型
内側型とは反対に痛みやしびれが出ている側と反対のほうに身体を傾けます。
圧が抜けやすいために比較的回復が早いです。
C 中心性
非常に強靭な靭帯である後縦靭帯を破って脱出したものは神経の幹である脊髄を圧迫してしまうため、ヘルニアの中でも最も症状が強く手術になる場合もあります。
直腸膀胱障害と言って、自分で排泄のコントロールが難しくなった場合、手術必要とします。
中心性ヘルニアでも、後縦靭帯を破らない膨隆型では、腰痛のみのことも多いようです。
まずは整形外科での診察を受けましょう
腰椎は全部で5つあります。
それぞれの間から神経根がでていて、支配領域に伸びていきます。
腰でのヘルニアの好発部位は第5腰椎の上下でおこりやすく、そこから出ている神経は坐骨神経のため、ヘルニアでは坐骨神経痛を抱えることがよくあります。
もっと上部の腰椎であれば、大腿神経痛といって、太ももの全面にかけて痛みが出る場合もあります。
ヘルニアかどうかの確定診断はレントゲンでは骨しかうつらないため、MRIを撮影する必要があります。
脚に症状がなくても、ヘルニアを起こしていることがありますから、病院で診てもらっていない場合には、診察を受けておくことをお奨めします。
診察を受けたうえで、当院にご相談ください。
最近ではヘルニアは原則的に保存療法を行いますが、手術を適応する場合は次のようなものがあります。
・日常生活を送れないほど激しい症状がある場合
・直腸膀胱障害(排泄のコントロールが自力で出来ない)のある場合
・脊髄の圧迫がひどく、著しい筋力低下を起こしている場合
保存療法では、主にヘルニアを除圧するための手技療法や物理療法が用いられます。
痛みが強い時期には、痛み止めの薬を処方してもらうこともいいでしょう。
普段は、コルセットなどを装着して日常生活の負担を和らげますが、長期にわたる装着は腹筋力の低下や、腰椎の不安定性を招くことがあり、回復を遅らせる要因となり得るため時期をみて外す必要があります。
ヘルニアや腰痛予防には体幹筋が有効
腰痛やヘルニアを起こしやすい人は、体幹筋が弱っている傾向にあります。
体幹筋とは、身体の深部、骨のすぐそばにある筋肉のことで、関節を動かす作用よりも、骨格を支える作用があります。
身体が正常に動くには、まず骨格が安定していることが前提になります。
最近、猫背の人や長時間のデスクワークにより体幹筋のバランスが乱れ、腰椎の不安定性を持つ人が増えています。
運動を日常的に行っている人でも、体幹筋は鍛える方法が若干異なりますので、うまくトレーニングができていない人もたくさんいらっしゃいます。
当院では、再発予防にトレーニング指導を行います。それ以外にも定期的に身体のメンテナンスを受けて、いつまでも痛みの出にくい健康な身体の状態を維持していけるようにしましょう。