副腎疲労とストレス
2016/06/10
梅雨に入り、湿度の上昇や天気の不安定な日が続くため、
自律神経の働きが乱れて、体調を崩す方が多い時期になりました。
自律神経は、内臓機能を支配します。
逆に、内臓を疲れさせても自律神経は乱れます。
今回はその中でも最近注目されている、「副腎疲労」についてお話します。
副腎とは、左右ある腎臓の上にある、小さなピラミッド状の組織です。
ホルモンの分泌を仕事としていますが、副腎が関わるのは、精神に作用するものと、
代謝に左右するもの、あとは性ホルモンを微量に分泌しています。
そのうち、「コルチゾール」とは、血糖値の調節に関係があるホルモンですが、
抗ストレスホルモンの役割もなし、人が日中にエネルギッシュに働けるのはこのホルモンが正常に分泌されているからです。
コルチゾールは通常、朝に分泌されるものですが、強いストレスに長期間さらされた状態が続くと、常にコルチゾールを分泌しなければならなくなり、副腎は疲弊します。
やがて副腎の働きが低下して、分泌量が低下すると、ストレスへの耐性がなくなってうつなどといった体調不良をきたすのです。
このコルチゾールは血糖値にも関わるので、食べるものにも大きな影響を受けます。
甘い物を摂取すると、血糖値が急激に上がります。
ここで膵臓のインシュリンが分泌されて血糖値を下げるのですが、こちらは急激に血糖値を下げてしまいます。
糖分を摂取しているにもかかわらず、結果として血糖値が低くなるので、副腎のコルチゾールが分泌されて血糖値を再度上昇させようとします。
ストレスが慢性的にかかっている人は、コルチゾールの分泌が低下しているので血糖値を上げる甘いものが欲しくなり、
甘いものを食べると、再度コルチゾールの分泌を求められて副腎が疲労するといった悪循環になるのです。
当院なら副腎疲労に対し、内臓マニュピレーションでアプローチができます。
内臓も自分の意思で動かせない筋肉で出来ています。
つまり、身体を動かす筋肉と同じで疲れれば硬くなり、老廃物が溜まって重くなるのです。
副腎疲労の原因はストレスだけではないかもしれません。胃腸が疲れていて硬く重くなれば、副腎も重みで圧迫を受けて機能が低下します。
ストレスや副腎疲労、内臓の疲労度が気になる方は、ぜひご相談ください。
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