仕事中のケガは健康保険が使えません | 台東区浅草に2院「リバース整骨院・鍼灸院グループ」

仕事中のケガは健康保険が使えません

2016/04/23

健康保険はいくつか種類があり、ケガをした原因によって使い分ける決まりがあります。

 

・健康保険（国民健康保険、組合保険、協会けんぽ（社会保険）、共済保険など）

病気やケガで一般的に用いられる保険

 

・労働災害保険（通称、労災）

仕事中や通勤中のケガや仕事が原因で起こった疾病に適用

 

・自賠責保険

交通事故による傷病で適用

※労災や健康保険を使うことがまれにあります

 

健康保険は、仕事中や交通事故が原因の場合は原則として使えません。

 

ところが、

 

「会社が労災と認めてくれないので健康保険を使いたい」

 

「手続きが面倒だから労災は使いたくない」

 

という理由で健康保険を使って治療をすることがあるようですが、

これは不正請求という事になり、処罰の対象になります。

しかも、請求を行った治療院だけでなく、仕事中のケガであること認識していながら健康保険を使って請求することに同意した患者側は、不正請求に加担したということになり、両者が罰せられる可能性があります。

 

このような事態を防ぐために・・・

・仕事中のケガは、面倒でも労災の申請をしましょう

・労災が認定されるまでの間の治療費は実費で支払っておき、領収書を保管しておきましょう

 

当院でも、保険の適正利用のために次のようなことは行っておりません

・痛めた原因が明確でない慢性的な症状

・肩こりや疲労が原因で起こる腰痛

・変形性関節症や脊柱管狭窄症など、加齢が原因といわれる諸症状

 

当院での健康保険適用は、患者さんの治療にとって最適と判断される場合に適用します

労災保険、自賠責保険も対応しておりますので、仕事中や交通事故のケガの治療も行えます。

健康保険利用の適性にご理解いただけますようよろしくお願いします。

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