被害者請求はこんな時に有利 | 台東区浅草に2院「リバース整骨院・鍼灸院グループ」

被害者請求はこんな時に有利

2016/04/20

被害者請求（直接請求ともいう）とは、本来は相手の任意保険会社に請求する治療費（加害者請求ともいう）を、

 

直接、相手の自賠責保険に請求するという方法です。

 

通常、自動車を運転する際には自賠責保険と任意保険に加入しており、

 

事故が発生したときに任意保険会社が「（任意）一括請求」として、かかる治療費などの補償を代行するというものです。

 

任意一括請求を任された保険会社は、自賠責保険への請求も代行することになります。

 

自賠責保険と被害者の間に、任意保険が入っていることで、示談や手続きに時間を要するため、慰謝料などの振り込みが遅くなります。

 

一方で、被害者請求は、相手の自賠責保険会社へ直接請求します。

 

保険会社が介入しないことで手続きがスムーズになるメリットと、補償される金額の基準が「任意保険会社基準」ではなく「自賠責基準」となり、高くなることがあります。

 

デメリットは、揃える書類を全て自分で行わなければならないこと（弁護士や行政書士に頼むことができます）

 

相手の自賠責保険会社の情報は「交通事故証明書」に記載されているため容易にわかります。

 

被害者請求を奨めるケース

 

・後遺障害が残る可能性がある

・相手が任意保険に入っていない

・相手の保険会社との交渉が難航している

・慰謝料や補償を速やかに受け取りたい

・弁護士特約をつけている

 

 

これから大型連休で交通事故が多発します。

 

安全運転にご注意ください。

 

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