低気圧！！ | 台東区浅草に2院「リバース整骨院・鍼灸院グループ」

低気圧！！

2015/12/11

こんにちは。

 

昨日の晩から今日の午前中にかけて東京は大荒れの天気でした。

 

暴風、雨・・・

 

天気予報でも注意喚起していたので通勤時は大変だった方もいらっしゃるでしょう。

 

 

私たちも雨に滝行のように打たれながら出勤しましたが、

 

 

それまでの天気がうそのように、１０時過ぎから急に晴れ。

 

まるで台風一過です。

 

 

このように、低気圧が通過するときは天気に急激な変化がみられますが、

 

体調も例外ではありません。

 

「天気が悪いと具合が悪い」

 

おじいさんおばあさんが発しそうな言葉ではありますが、

 

根拠がなさそうで、あるんです。

 

 

今日は関節と天気について雑談を。

 

低気圧と関節痛のかかわりは大きいと言われていますが、

 

関節の構造は、気圧の影響を受けやすくなっています。

 

 

分かりやすく膝関節を使ってお話をします。

 

 

膝関節は図のようになっていて、

 

関節自体は関節包という袋に覆われて、中は液体で満たされています。

 

 

よく、高い山に登ったり、飛行機に乗ったとき、おやつに持って行ったポテトチップの袋がパンパンになって驚いたことはありませんか？

 

これも気圧の仕業なんです。

 

外気の気圧が下がったとき、内部の気圧は高くなります。

 

この時のポテトチップの袋と、関節包の内部の状態は同じになります。

 

 

つまり、関節の内圧が高まり、膨張することで周りの組織を圧迫し痛みを発生させたり、

 

循環を悪くさせて冷えなどをもたらし、痛覚を刺激していることが考えられます。

 

 

天気が悪い時、ほぼ気圧は下がっています。

 

このため、天気が悪いと節々の痛みを引き起こしやすいのです。

 

 

対処法としては、

 

◆温めたりマッサージをして、血流を悪くさせない

◆サポーターなどを当てて保温しておく

 

 

悪天候、気圧は自律神経にも影響を与えます。

 

自律神経も絡んで関節の痛みを引き起こすこともよくありますので、

 

次回は自律神経と、気圧含めた天気の関係のお話をします。

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